令和6年2月8日(木)10:00~12:00
絵本の中の素敵な大人「ごきげんな大人のそばに」
講師は絵本講師の阪上 葉志子さん
まずは、大人がしあわせであること。穏やかな大人のそばにいると、大人も子どもも安心。
*自分で自分をごきげんさんに・・・
・日常の中で、小さなセルフケア、手当を見つけていく。(ホワイトボードに書いていく)
・寝る。友だちと遊ぶ。ベランダの鉢いじり、畑の草刈り、大好きな人と逢う&話す、マンガ、アニメをみる、ポイントでコンビニスイーツを買う、海を見る、うたう、コーヒーをひとりで時間をつくって飲む、動画を見る、本を読む、旅行、サウナ、子どもと遊ぶ、そうじをする、英語のDVDをみる、孫の動画をみる、運転中にさけぶ
・聴いてもらえる安全な場所をもっておく
かなしいできごとは話すことでケアになる。(グリーフケア)
・自分の限界を知っておく
自分が持ちこたえられなくなるまでケアになるまで相談を聞かない。
読書療法=読みあい(読書療法(どくしょりょうほう、英:Bibliotherapy)とは、本を読むことによって心理的な支援を行う心理療法の1つである。)
*絵本の中の魅力的な主人公に出会う
・共感と客観性・・・自分で気づく その時受け取れる分量で
・自己肯定感の高い大人のそばで、大人も子どもも自己肯定感が育ちます。
自己肯定感→自己有用感→自尊心
自己有用感・・・
自分が有用だと思える感情。自分の存在が周りの人に役立っている、貢献していると認識できているときに、この感覚を覚えます。ありがとうと言ってもらう。
・「10冊の本を読むことは、10人の賢者に出会うこと」一万円選書「いわた書店」岩田徹さんの言葉
一つの貴重な経験となり、指針となる。
*「循環すると」ということ
・お互いのエネルギーが廻ると しあわせ
ストライプ たいへん! しまもようになっちゃった
絵本 ストライプでもう一つお伝えしたかったことは、親子、夫婦のように、二者、二 の関係は、関係を深めるにはとてもいいのですが、困り事が起こったり、煮詰まりがちです。
あの絵本のおばあさんのように、詰まった関係を循環させてくれる人を入れて3 という奇数の関係をとることで、物事が進んでいくと言われています。
お母さんや子ども達にとっては、皆さんが 3の立場の方、あのおばあさんのような存在となるのです。
傍にいてくださることで、エネルギーが廻るのです。
そして、皆さんにとっても、親子さんとの二者の関係がうまく巡っていくように、スタッフさん、招いていただいた私達が3の立場となります。
私にしても、日々いろんなことがある中で皆さんが、あんなに熱く聴いていただいたことで3の奇数の立場になっていただけたのです。
何故か、うまく回りにくいなぁと思われたらセルフケアに加えて相談したり講演を聞いたり本を読んでみたりの行動にうつすことは循環する3の関係となると思い出していただければ嬉しいです。
いろんな時を重ね、ここにいるご自身を今日はしっかり抱きしめてあげてください。たくさん感動できる人生でありますように(阪上葉志子さん)
◆参加者アンケート